へそまげ福子の五七五
太宰府から詠む俳句
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秋
無 人 駅 詠 み た る 人 の 返 り 花
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秋 の 蝶 増 ゆ れ ば 音 符 リ ズ ム 良 く
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組 事 務 所 若 衆 が 掃 く 十 一 月
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石 庭 も 星 月 夜 な り 地 は 蒼 し
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鳥 威 緩 過 ぎ 雀 ど こ 吹 く 風
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ネ オ ン 街 昼 は 銀 杏 の 大 並 木
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症 状 の 進 む 進 ま ず 星 月 夜
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坂 下 の 遠 く ど ん ぐ り 吹 き 溜 ま り
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満 艦 の 紅 葉 の 渓 に 細 き 水
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漢 居 て 肉 親 の 居 て 秋 寂 し
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