初 嵐 裏 の 竹 藪 伸 し 掛 か り

はつあらし うらのたけやぶ のしかかり

初秋、台風の前ぶれのように吹く強い風。

山から吹いてくる荒い風と言われます。

風がなくとも、人の手の入らない竹藪は、年々大きく育ち、誰が住んでいるのだろうかと気にかかります。

ざわざわといっせいに騒ぎ立て、大声でないと隣りを歩く人と、話もできない有り様です。