福子
福岡県太宰府市出身の俳人。
古い映画や本を好む。
水上勉の「雁の寺」に感銘を受け、俳句を詠むようになる。
第23回 NHK 全国俳句大会(入選)
「折れやすき赤鉛筆や酷暑来る」
令和2年4月虚子・こもろ全国俳句大会(入選)
「木守りや故郷の道細きまま」
奥坂まや選 真下鮒選
令和元年11月 小林一茶全国俳句大会秀逸
「他郷とも言へぬ地となり草の絮」
古田紀一選
令和元年9月 第58回全国俳句大会入賞 主催俳人協会
「いたどりや通はねば道消えてゆく」
小川軽舟選 今瀬剛一選 角谷昌子選 古賀雪江選
平成29年 第52回子規彰全国俳句大会(入選)
「人力の奈落の軋む村芝居」
平成28年度 角川 俳句生活 招待作品 掲載
麦笛
「野焼きあり放り込みたきをとこあり」
「家解きし後に躑躅と石臼と」
「いつせいに帰り支度や初盆会」
「半夏生毒はきれいな貌で来る」
「一村を滝壺とせり送り梅雨」
平成28年 第55回 全国俳句大会 主催 俳人協会 入賞
「春愁や追伸長き手紙来て」
平成27年 第10回 角川全国俳句大賞(自由題準賞)
「亡き人の眼鏡も拭いて盆支度」