すすきはら こいがおよぐと たれがしる
一面のすすき原。
ススキにすっかり覆われて、蛇行する細い小川というほど綺麗なものではないけれど、水の流れがあります。
きっと、たぶん誰も知らない。
わたしはそこに大きな鯉が棲みついているのを知っています。
線路側の低地。
湿地帯。
どうにも使いようのない土地なのでしょう。
干上がった沼の中に、いっぽん川が流れている、そんな感じです。
冬には、荒涼として、見てると死にたくなるような寂しさです。
すすきはら こいがおよぐと たれがしる
一面のすすき原。
ススキにすっかり覆われて、蛇行する細い小川というほど綺麗なものではないけれど、水の流れがあります。
きっと、たぶん誰も知らない。
わたしはそこに大きな鯉が棲みついているのを知っています。
線路側の低地。
湿地帯。
どうにも使いようのない土地なのでしょう。
干上がった沼の中に、いっぽん川が流れている、そんな感じです。
冬には、荒涼として、見てると死にたくなるような寂しさです。