子どもの頃、市内電車にばかり乗っていたせいか、今でも懐かしくてたまらない。
コンクリートの道を、大きな枯葉がかさかさ音を立てながら走ります。
風がおいかぜで、結構なスピードです。
狭い狭い、道路の真ん中に遠慮がちに造られた電停で、お客を拾って電車は走り出します。
たいていは一両だけれど、二両連結になると、真ん中のつなぎ目に、子どもは乗りたがります。
手を使わずに、足だけでバランスをとって。
車掌さんに見つかって終わりです。
子どもの頃、市内電車にばかり乗っていたせいか、今でも懐かしくてたまらない。
コンクリートの道を、大きな枯葉がかさかさ音を立てながら走ります。
風がおいかぜで、結構なスピードです。
狭い狭い、道路の真ん中に遠慮がちに造られた電停で、お客を拾って電車は走り出します。
たいていは一両だけれど、二両連結になると、真ん中のつなぎ目に、子どもは乗りたがります。
手を使わずに、足だけでバランスをとって。
車掌さんに見つかって終わりです。