へそまげ福子の五七五
太宰府から詠む俳句
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月別アーカイブ: 5月 2010
こんこんと 咳する人あり 半夏生
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しょうしょうと降る まだ五月の しぐれ雨
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薫風に 自動車の窓 開けて行く
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はしり梅雨 グリンピースの ご飯炊く
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カーナビの 知らぬ道行く 一人行く
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ブローチの 珊瑚は 虫歯のごと 並ぶ
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紫の 袴のような ズボン縫う
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水汲んで なおなお更に 飲みおりて
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もうまたと 蚊取り線香の 頃になり
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一面の どくだみの花 清々し
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