へそまげ福子の五七五
太宰府から詠む俳句
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月別アーカイブ: 12月 2008
ふんどしを 水洗便所に 吸い取られ
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なめこ汁 椀を抱えて 湯気を吹く
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なめこ汁 つるりと喉を 越しにけり
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寒雲の どこまで空か 海荒れて
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ざわざわと 心が騒ぐ 冬の雷
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冬炬燵 背負うてきのうの 飯を食う
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虎落笛 何が辛いか 苦しいか
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朝夕に 陽に映え冬の 木立かな
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幸せは 胸三寸と 落ち葉降る
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没落の 跡か廃屋 横時雨
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