花 八 手 雨 戸 繰 る 度 顔 会 は せ

はなやつで あまどくるたび かおあわせ

古い家の、木の雨戸。

年数が経って、いろいろ狂いが生じて、雨戸繰るのも、コツがあって毎回たいへんです。

最初の2枚は、さっさと戸袋に収まるけれど、最後まできれいに入れるには、はじめに入れたのが、隙間なく収まっていなければならず、ちょっとしたストレスです。

開けてしまえば、そこにはヤツデ。

「毎日たいへんだね」

と思っているやら、いないやら。

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