山 笑 ふ 手 枷 外 れ て 足 に 枷

やまわらう てかせはずれて あしにかせ

人生は長いようで、そう長くもなく。

何もないようで、心配ごとのひとつやふたつは避けられない気がします。

人のことは分かりませんが、少なくともわたしの母や祖父母や、身近なもうすでにない人々も、懸命に働いたにもかかわらず、数多の課題を抱えていたように思います。

ただ、はたから見て思うのは、人生にいくつかある分岐点で、ことごとく良くない方を選択したのではないかと思えるのです。

同じ血筋のわたしもその傾向、大ありです。

「人生、いつでも、何度でもやり直せる」

なんてのたまうやからは、木槌でぶん殴ってやりたいと思うことあります。

過ぎたことは、取り返しはつかないのです。

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