寒 風 に 点 滴 引 き て 紫 煙 か な

かんぷうに てんてきひきて しえんかな

天神に行く途中、徳洲会病院の横を通ります。

朝まだ早い7時過ぎには、車椅子の人、松葉杖の人、バケツのような点滴の袋をぶら下げたごろごろを引っ張って来た人。

むかしはあっただろう喫煙室か喫煙所が取り払われたのではと想像するのですが、ベンチがあるわけでもない、病院と歩道を仕切る縁石に腰掛けて、恍惚の表情でタバコを吸っているどうにも意思の弱いオヤジたち。

ひどい人になると、酸素ボンベを車椅子の後ろにセットしながらもやめられない。

もういいよ。

好きなだけ吸ってください。

最後まで泣き言は言わないでね。

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