好 き で こ の 性 に あ ら ず と 鵙 の 言 ひ

すきでこの さがにあらずと もずのいい

モズのニエ、秋になると肉食のモズは、有刺鉄線や尖った枝などに、トカゲや虫などを刺して、エサを保管する習性を持ちます。

なかにはまだ尻尾が動いているものもあるとか。

いかにも残酷な習性なれど、そんな性癖をもって生まれてきたのは、モズのせいではない。

スズメのように、みんないっしょにいっせいにとなれば、気も楽でしょうに。

米などつついていればすむもの。

一羽で、生きたエサを求めて彷徨うのも辛かろう。

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