埋 み 火 を 興 す 振 り し て 物 想 ひ

うずみびを おこすふりして ものおもい

炭をながもちさせるために、むかしから火鉢の灰の中に埋めたものです。
灰の中の炭は、火力は弱まりますが、いつまでも燃え続けます。
手をかざせば、ほのかな温もりが感じられたものです。
火ばしで掻き出せば、またあかあかとおこります。
火ばしで、灰や炭を掻き回しながら、ふと気になっていることが、頭をよぎったりするものです。

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