九 月 尽 名 護 屋 城 よ り 濤 荒 る る

くがつじん  なごやじょうより なみあるる

九月尽。

陰暦では、この日をもって、季節が終わるらしい.

本来、情緒豊かな季節の終わりを惜しむ思いがこもった言葉で、単にひと月の終わりをいう意味以上の背景をもっていたと聞きます。

名護屋城は、佐賀の名古屋に、朝鮮出兵のため、

秀吉が造らせた広大な城で、むかしはただの石垣だけだったのが、

今ではすっかり整備され、その贅沢ぶりが見てとれるようです。

まったく余計なことをしたものだと思います。

その死を持って、終わったとされます。

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