言えばもう 終わるしかない 沈丁花 想いを告げれば、それまで。 黙っているのが、大人。 よかったらクリックください。励みになります。 この句も読まれています。 ごみ出して 一時(ひととき)聞いた 法師蝉... 何を勘違いしたのか、まだ七月の終わり、夜遅くごみを出したとき、ツクツクボウシと鳴く声を聞いた。あまりの暑さに 勘違いしたのか、でも聞いた瞬間ほっとした。夏が苦手な私は、昔から、お盆が過ぎると、九月になると、もうすぐもうすぐ秋が来ると、指折り数えて、待ったものです。このごろのような暑さでは、一日一日終... う ら ら か や 干 支 ( えと ) ま で 嘘 言 ふ 女 あ り... 年齢をふたつみっつ若く言う人は見たことがあります。 干支まで、ぴしゃりと嘘が言えるとは大したものです。 ふつうは、そこまでは考えていないから、うっと詰まるものですけど。 感心します。... 虫の声 夢の続きの 入り(はいり)道 夜中に目が覚める。 いっぱいの秋の虫の合唱で、ふたたびまどろむ。 参道の 裏道を行く 初詣 人通りの多い参道も、賑やかで正月らしいけど、人が多すぎて歩きにくいし、どこの神社の参道も似たようなものしか売っていない。 ひとつ脇の道を歩く。 忘れられた小さな祠があったり、土地の人が行く八百屋があったり、人家が当たり前にあったりして、結構新鮮。 何年ぶりだろう。 人が増えた。 1月3日の夕方の、も...