蟷 螂 の 枯 れ る 我 が 身 を ど う 落 と す

とうろうの かれるわがみを どうおとす

青葉の頃、緑色の子蟷螂から、成長した大蟷螂まで、鎌を振り上げ、闘志満々だったはずなのに、秋の初霜を迎える季節になると、身体はあたりの枯葉同様すっかり茶色に変色しました。
気のせいか、弱気になった感じもします。
かまきり本人はどうなのでしょう。
ある日、気がついたら、枯葉色に変色していた我が身をなんと思うのでしょう。
まもなく死に向かうこと納得したのでしょうか。

この句も読まれています。

待つことに 決めた柿落ち葉 踏みながら... 待つのは辛い。私が一番苦手なこと。せっかちで、すぐ急かせる。それでいいことは何にもない。いっつもそう。待つことにする。慣れてないから、何も手につかない。寝てばっかり。ご飯も食べない。なのに胃が痛い。...
雨 止 み て 長 く 滴 り 釣 忍 あめやみて 長くしたたり つりしのぶ 「忍」は、シダで湿り気のある岩間や樹の幹に生えます。 その根をたばねて、針金などで形をつくり、軒の端に吊るし、青々としたシダや、流れる風の生む涼しさを楽しむむかしからの知恵です。 水を絶やさないよう気をつければ、長い期間楽しめます。 形を金魚鉢形や舟形に...
雁 帰 る 習 性 と い ふ 苦 悩 持 て がんかえる しゅうせいという くのうもて 秋に渡ってきた雁が、春になり繁殖地である北方へ帰ります。 ガンという鳥は、一度つがいになると、一生離れることはなく一夫一婦を守り通すと言われます。 オシドリとは大違いです。 オシドリ夫婦などと使われますが、言葉とは大違い、毎年相手を変えますから。 ...
夏を吐く 夕餉(ゆうげ)の隣 蚊遣り豚... 蚊取り線香の季節になった。蚊は大嫌いだけど、蚊取り線香の匂いは好き。夏の匂い。夕暮れ時、網戸にして、簾を下げて、夕御飯を食べる。日が長い。豚は隣で煙を吐いている。今日も終わった。長かった。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください