盆 の 月 駅 ま で の 道 照 ら し を り

ぼんのつき えきまでのみち てらしおり

わたしは親兄弟に縁が薄いのか、ママ母はもちろんのこと、生みの母のことも好きになれずに終わりました。
父は、ママ母との間にできた三女を溺愛し、30年経った今も、いい思い出より思い出したくないことの方が頭を巡ります。

それでも遠い先祖の中に、ひとりくらい、ちょっとは気にかけてくれる人がいるかもしれないと、こんなやわらかい盆の月を見ていると思うこともあります。

この句も読まれています。

大 方 の 罪 償 へ ず 残 り 鴨 おおかたの つみつぐなえず のこりがも 罪というのは、警察に捕まるようなことだけではありません。わたしには、いっぱいいっぱい罪があって、思い出すのも苦痛なのです。残り鴨。春になって、大方のカモが北へ渡るのに、そのまま居残っているカモのこと。理由はわかりません。けがをしたのか、体調に自信がないのか。も...
夏来る しぶきをあげて 嘉瀬の川 佐賀県に、嘉瀬川という一級河川があります。 上流は細い細い流れではありますが、石ころの多い、勢いのある流れです。 夏が来ると、木々は緑に、川はことのほか勢いを増すように思います。 この小さな川が、やがて佐賀の穀倉地帯を潤すのjか、不思議な気がします。...
水 換 へ は 汲 み 置 き て の ち 金 魚 玉... みずかえは くみおきてのち きんぎょだまむかしの人は、金魚を360度見えるようにと、まんまるいガラスの器に入れ、吊り下げて楽しんだといいます。今ではなかなか見ることがないのですが、青い縁取りのガラスに入った金魚がイキイキと泳いでいるのを見るのは、うれしいことです。四角い水槽で、酸素ぶくぶくは、金魚的...
初夢に 忘れたはずの 顔を見る 呆れるような初夢を見た。 内容もびっくりなら、出てくる人も今どうしているか。 過ぎ去った人生の遠いところで出逢った人。 数限りない人と出逢って別れて、でも印象に残る人はほんのひとにぎり。 なんかしょうもないような‥‥気もするが。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください