煤 逃 げ や 親 父 の 苦 闘 思 ひ 出 し

すすにげや おやじのくとう おもいだし

昔の年の瀬は、確かに今とはちがっていました。
家中で大掃除をし、おせちを作り、それは紅白歌合戦の始まりにも及び、やっと座ったかと思えば、年越しそば。
行く年来る年を見るか見ないうちに、初詣でに出発です。
年が改まることが、厳粛で、全てのものを新しくし、荘厳な気分になれたからでしょう。
三が日は店は開かず、食べるものも蓄えなければなりません。
黒豆のように、時間のかかるものもあり、数の子のように手間のかかるものもありました。
煤逃げとは、すす払いを一家でやるのに、何かと理由をつけ逃げることです。
碁会所や、ゴルフや、その他さまざまな場面を創り出して、世のオトコどもは煤逃げに一生懸命でした。
父も気合を入れて煤逃げに力を尽くしていたように思います。
同志が多いので、麻雀やゴルフに逃げ出していた記憶があります。

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