焦がれても 密かなるべし 虎落笛(もがりぶえ)

冬の冷たい激しい風が、垣根や電線に吹き付けて、身をよじるような苦しい声を上げるように聞こえる虎落笛(もがりぶ
え)身をよじっても、届かない、伝えてはいけない恋心なのかもしれない。

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やつでにも 花があるとは 思はずに... 一年中同じ姿のやつでが、気にとまることはあまりありません。 そんな地味なやつでにも、花の咲く時期があるのです。 まったくやつでらしい白いつぶつぶの花ともいえない花です。 こいつも頑張ってるという感じ。...
道 な り に と は 難 し き 秋 の 風 みちなりに とはむずかしき あきのかぜ地元の人には当たり前のことが、よそ者には大いに迷うことしばしばあります。「道なり」と言われても、同じ道幅の道が現れたり、「まっすぐ」と言われても、これがまっすぐ?という状態に遭遇したり。朝晩は、ほんの少し涼しくなって、セミはツクツクボウシに代わり、ススキの穂もそ...
沼田まほかる 作家。 「九月が永遠に続けば」「アミダサマ」「ユリゴゴロ」。 「ユリゴゴロ」というのは、サイコパスというものを扱っているのだろうか。生まれでも、生い立ちでもないとんでもない性(さが)をもつニンゲンが、一億人のうちに、幾人かは存在するのだろう。 ひとは、その都度親を叩き、成育歴を検証するが、そんな...
我が思い 訴えるほど 鶏頭に似て ああだった、こうだった、相手が思い出せないほど、昔の小さな思い出を 一生懸命明るく言えば言うほど、わたしはみっともなくなっていく。 ちょうど今、農家の庭先に咲く、植えたわけでもない、咲くのを待つわけでもない、大きく咲けば咲くほど 頭でっかちの異様な形の、変に目立つ鶏頭のようです。 頑張れば頑張るほど...

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