夕 立 ち の 男 に 呑 み 屋 傘 を 貸 し

ゆうだちの をとこにのみや かさをかし

突然の雨。

駅から飛び出し、黒いカバンを傘がわりにアタマに乗せて、家路へ急ぐサラリーマン。

ママはさすが。

「この傘どうぞ。お使いになって!」

借りた傘は返さないといけない。

いつもの通勤の道すがらに店はあるのです。

ただ返すというわけにはいきません。

ビールの一杯くらい、最低でも。

一度顔見知りになれば、こっちのもの。

「あら、今お帰り?」なんてね。

この句も読まれています。

顎 ( あご ) 引 き て 三 瀬 峠 の 蓬 餅 ( よもぎもち )... 佐賀県三瀬村。 むかしは三瀬峠を通ったと聞いています。 三瀬トンネルが出来て、雪でも行き来できるようになり、便利になりました。 トンネルを出たところの、道の駅というには素朴な食堂と農産物購買所が合体した店には、まさに産直の蓬餅があります。 今朝収穫したのではないかと思われるビタミンたっぷりの様相のよ...
時 雨 な ど 任 侠 映 画 の 帰 りな ら しぐれなど にんきょうえいがの かえりなら わたしはヤクザ映画が大好きです。 もう、白黒の時代のものから何でも観ます。 (高橋英樹シリーズは、チャラくて、嘘っぽいから観ないけれど。) 何より礼儀正しい、スジを通す、顔を立てる、顔に免じる。 そして思いやりがある。 命をかけて、大事な人を守...
力 量 を 超 へ た る 水 車 送 り 梅 雨... りきりょうを こえたるすいしゃ おくりづゆ いつごろ造られたものか、力強く回る姿は頼もしく、これによってうるおされた田んぼには、金の波のような実りがあり、幸せを呼んだと言われています。 今年の梅雨の終わりの集中豪雨は、まれに見る激しさで、水車は立ち往生の状態です。 さらに、今夜来るという台風が...
山 風 の 吹 き 来 し 石 榴 実 を 割 か つ... やまかぜの ふきこしざくろ みをわかつ 石榴は、小さな固い実を付けてからが長いのです。 夏の猛暑から、秋口の残暑を経ても、なお固いまま。 秋になり、山から「おろし」と呼ばれる冷たい風が吹き降りてくる頃、ようやくかっぱりと割れます。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください