夕立や 木々が喜ぶ 息をつく

水をやる人のない、街路樹や植えっぱなしの木々が、喜ぶのがわかるのです。
ああ、これでしばらくは生き延びるだろうと、ホッとしているのです。

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柿たわわ もう亡い人と 青い空 遠い世界に旅立った人に、聞いて見たいことが五万とある。 早くに母親と別れて育ったから、聞きたいことは山ほどあるのに、 大人になって、再会した母は、そんなことには心を寄せない、 結構薄い、魅力のない人だった。 親と別れた子どものうちには、そんながっかり感を持つ人は少なくないのではと 想像する。 あなた...
旧 仮 名 の 文 庫 並 べ し 若 葉 風 きゅうかなの ぶんこならべし わかばぜ 小さな古い岩波や新潮の文庫本。 もうすっかり茶色で、めくるとかさかさと変に乾燥した音を立て、一面シミのような斑点に覆われたものです。 ほとんどは、自分で買い求めたものではなく、押入れの奥や、手の届かない棚の上の片隅で見つけたもの。 親か、そのまた親が遠い昔に...
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