刺繍 のこと

ししゅうにはいろいろ種類があります。

フランス刺繍、スウエーデン刺繍、日本刺繍、クロスステッチ、刺し子、他にもたくさんあるのでしょうが、わたしが知っているのはこんなものです。

わたしは、がま口のサイフや化粧ポーチ、印鑑ケースなどをネットで出品して、わずかばかりの報酬をいただいているのですが、材料費や、失敗作に掛かるものなど、出費も多いのが実情です。

けっこうコンスタントに売れていたものが、先月からぱたっと売れなくなってしまったのです。

わけがわかりません。

値段を下げれば、売れると思うのですが、かかった経費を計算すると、ぎりぎりの値段です。

ネットには、びっくりするほど安く販売している人もいて、それらの人が、全体の値段を必要以上に下げているとの批判もあります。

一面の刺繍、そこから作品に仕立てていくのですが、刺繍だけでも数日かかるのではと思われるくらいの大作が、600円 〜800円で販売されていれば、購入者は安い方に流れます。

わたしは売り上げを上げたい一心で、マネしてシシュウに挑戦してみました。

驚きました。

一針一針、素人ながら、本を見ながら頑張ったのですが、仕上げはなかなかお手本のようにはいきません。

それでもまるでサマにならないとまではいかないと自分では思いました。

練習すれば、時間をかけて訓練すれば、ほかのすべての商品がそうだったように、なんとかなりそうな気もします。

そしてもうひとつの発見です。

注文がこないとか、今日はコレ、明日はアレとひとりで忙しがって、どれもこれも自分が好きで始めたことなのに、仕事化してしまっていること。

そのひとつひとつを大切に、楽しみながら過ごすつもりだったのに、いつのまにか間違ってしまっていたこと。

それらに気付かせてくれたのです。

刺繍が。

一針一針慌てず騒がず、糸と針だけの作業は、こころを落ちつかせてくれます。

日ごろは、業務用ミシンと、ロックミシンを駆使し、糸を変える手間を省くために、同じ色のものは集めて、効率よく作業することばかり考えていた、そんな時間の使い方をしていたことを反省しました。

自分では、いかに要領よく仕上げるかを考えているつもりでも、見ようによっては、北朝鮮の縫製工場に近いかもしれない。

「今日中にここまで」 それじゃあ、あんまりつまらない。

それに、慌てるから失敗するのです。

ちょっと考えてみようと思いました。

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