人 想 ふ 逃 げ 水 追 ふ て 懲 り も せ ず

ひとおもう にげみずおうて こりもせず

遠くに水たまりが見えるのに、近づくと何もない。

これは、地表の空気の温度差によって、光の屈折がおこり、実際にはないものがあるように見える現象だそうです。

蜃気楼のようなものでしょうか。

高速道路などで経験したようなあれでしょうか。

好きな人も同じこと。たどり着かないうちに、遠くなる。

追えば追うほど遠くなる。

そんなのばっかり。

この句も読まれています。

寒極む 胎児のごとく 丸くなる 寒い。布団に入っても、足先が冷えて、なかなか寝付かれず。 結局丸く丸く膝を抱えて布団の中で暖をとる。
短夜に セメント橋の なつかしさ 夏至のころの、長い夕暮れに思わぬところで、セメントの小さい橋を見つけたのです。 レンガのように歴史を語るものでなく、コンクリートのように、強くもなく、小さな川をちょこっと またぐのです。 こんな風景を見つけると、お得した気分です。天気の悪い、ながい夕暮れが似合うのです。...
雨が降る ダムの門開く サイレンの音... 激しい雨がつづきます。 集中豪雨というのでしょう。 上流のダムがいっぱいになりそうになると、 放流を知らせるサイレンがなるのです。 昼でも暗い雨の中、村中に鳴りひびくのです。...
時期はずれ あはれを増して 帰り花... 時期はずれの花をきれいとは、あまり言わない。 なんか変、どうしたんだろう、だいじょぶかな。 人もきちんとした方がいい、一応。...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です