開け放ち 青葉の風を 誘い込み Horner-Hyde House / Jeffrey Beall 自然の風がいちばん。少しの風も逃さない。うちは古くて、テント小屋と言われている。沖縄の古い、開けっぴろげの家に似ているかもしれない。ひとつの部屋に出入り口ふたつ、窓四つ。雨が降り出すと、小さな家を走り回って、窓を閉めて回る。これ以上涼しい家はない。地震には弱いと思う。