春 浅 き 鉛 筆 削 り 行 き 詰 ま り

鉛筆削りを信用していた。
疑ったこともなかった。
いつまでたっても終わりのサインが出ず、いつの間にか半分の丈になっていた。
それなのに、先端は丸いまま。
老化したなら、動かなければいいのに。
認知症みたい。

画像出典:Pencil sharpener / haru__q