きき酒の 盃(さかずき)持ちて 徘徊す

いよいよ秋の到来です。毎年の新酒会に今年も行きました。小さな盃を100円で買って、次から次、今年のしぼりたて新酒を試飲して回るのです。係のお姉さんは、一瞬また来たかって顔をするのですが、なにせ小さい小さい盃ですから、注いでくれます。わたしは日本酒は苦手なのですが、今日だけは飲まねばなりません。にごり酒やら、吟醸酒やら、いろいろ説明を受けるのですが、もともと興味がないうえに、だんだん酔っ払ってしまって、すぐ忘れるのです。5合の酒を二本買って帰りました。

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