討 ち 入 り の 見 当 た ら ず し て 十 二 月

結末がわかっているのに、どうしても見てしまう。
赤穂浪士の討ち入り。
大石内蔵助役は、第1回の大河ドラマでは、長谷川一夫。
平均視聴率30パーセントを超え、討ち入りの回は53パーセントだったとか。
内蔵助で決まると言っても過言ではないこの作品、どんな役者が内蔵助を演じてきたのか。
前述の長谷川一夫、市川段十郎、山村聡、三船敏郎、尾上松之助、阪東妻三郎、田村正和、江守徹・・・
自分勝手な感想で、申し訳ないが、いちばん面白くなかったのは、高倉健扮する内蔵助。
ファンも多いだろうから、好みは人それぞれ。
毎年12月の半ばにさしかかると、必ずと言っていいほど、何処かの局が放映するものだった。
ケーブルなんて、朝から晩まで、一日中これに割いていた。
ところが今年は、番組表を隈なく見ても、ぱたっと見当たらない。
みんな、飽きたのか。
毎年「またか」と言っていたのに、なんか拍子抜け。
そのうち原節子特集でもやるつもりなのか。
それもいいけど。

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