マンションの建設現場に建設資材を上げるための、エレベーターが上がったり下りたりします。
そのたびに決まった音楽が流れます。たぶん事故のないよう、動いているよのサインなのでしょう。
まだ桜が蕾もつけないうちから、いまでは散ってしまって、葉桜になって、それでも音楽は止みません。
朝は七時前から、夜は九時近くまで、春の薄ら闇のなか、上がったり下がったり。
蔦は枯れ枝から、赤い芽を出し、そろそろ開いて、緑色の葉になって、それでもエレベーターは唄います。
マンションの建設現場に建設資材を上げるための、エレベーターが上がったり下りたりします。
そのたびに決まった音楽が流れます。たぶん事故のないよう、動いているよのサインなのでしょう。
まだ桜が蕾もつけないうちから、いまでは散ってしまって、葉桜になって、それでも音楽は止みません。
朝は七時前から、夜は九時近くまで、春の薄ら闇のなか、上がったり下がったり。
蔦は枯れ枝から、赤い芽を出し、そろそろ開いて、緑色の葉になって、それでもエレベーターは唄います。