ばらっくの やみいちとおり ふゆたいか
終戦直後に、建てられたという、小倉の旦過市場。
その後、何度も手直しされたでしょう。
消防署の指導もあったでしょう。
それでも隣り同士が、壁一枚で、ずらりと並んでいることには変わりなく、地域の風物詩のひとつにあげられ、守られてきたはずなのに。
小倉名物に「ぬかみそ炊き」というのがあって、
イワシやサバ、青魚を、ぬかみそに漬け込んだもので、ヌカのビタミンと、青魚の栄養があいまって、
立派なおかずになるものです。
ただ色が茶色で、見た目には、薄きたなく見えることから、幼い頃から食べ慣れた人にしか、愛好者がいないようで、
アタシみたいなのは、物好きといった感じです。
これも旦過市場で、恐る恐る買ったのが、はじめです。
二度続いた大火事で、もうそのサマは、大きく変わるでしょう。
残念です。