露 草 の 背 負 い か ね た る 露 の 玉

つゆくさの せおいかねたる つゆのたま

ツユクサの花が顔だとすれば、頭から顔いっぱい水の玉が載っている感じでしょうか。

ふるい落とすこともできず、風情はあるものの、ありがた迷惑なはなしです。

それでも日が高くなる前に、消えてしまう。

儚げで、地味なのに美しい、みごとな造形と雰囲気です。

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