いくえにも わきみずかくす しだわかめ
シダは、昨年の秋に枯れてより、その枯れた姿をさらし、抜こうにもなかなか抜けなくて、あきらめておりました。
茂るだけ茂って、鬱陶しかったのですが、春を迎え、初々しい若い芽が育ち始め、野に山に、その、少し薄めの若緑が溢れるようになりました。
湧水の郷では、小さな池に、湧水が湧き出して、底の砂を掻き上げているのですが、
育ってきたシダや、その仲間が水辺ぎりぎりから、まるで小さな池を隠すかのように、伸びてきました。
ワタシらにとっても、もちろん地元の方にとっても、小鳥や、山々、樹々にも宝物なのです。