も の の 芽 の 懸 命 に し て 抜 け ず お り

もののめの けんめいにして ぬけずおり

ものの芽。

春になろうとするとき、庭の花や樹々や、名も知らぬ草までが、

いっせいに芽吹きます。

小さな石ころなら、持ち上げんとするばかりに、気合が感じ取れます。

今のうちに、草を抜いておけば楽だからと、はじめたのですが、

雑草の芽の、真剣さ、懸命さに打たれ、かわいそうな気になるのです。

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