あのひとが 雪中行軍の ごといく
なん年ぶりの大雪。
ガソリンスタンドで、ガソリンを入れているあいだに、トイレに行って、長く出てこなかったと聞く。
そうこうしているうちに、救急車が到着し、乗せられて行くのを発見。
病死というより、家族にとっては事故と同じ。
田舎の母親がひとりで、この雪の中困っているだろうと、食糧を買い込んで、訪れるとちゅうの出来事。
会社の人が、「そう言えば、血圧が高い」って言ってた。
あまく見たのでしょう。
会社の道路渡って向かい側は、病院である。
仕事の合間に、ひと月に一度、クスリをもらって飲めばいいだけのことだったのではなかろうか。
それもこれも含めて、運命というのかもしれません。
幼い子を残して、無念だったことでしょう。