そ の ま ま に 残 り し 隘 路 蕗 の 花 そのままに のこりしあいろ ふきのはな 四歳か五歳のころ、唯一の遊び場だった神社に行く近道が、先日偶然通りかかったら、昔のまま時代に取り残されていた。 丸い葉が重なり、黄色い素朴な花が咲いている。 いちめん枯野で、ほっこりする。