こおもての えみはりつける はるがいとう
小面の、「小」とは、可愛いとか若いという意味があるそうです。
能の、女性のお面です。
実際見ると、卵形のぺったりした面に、目からずっと上の方に眉があり、
気味の悪い目と口が笑みを浮かべている、とても親しみを感じるものではありません。
その世界の方が観ると、まったくちがうものになるのでしょう。
外に出るということは、多かれ少なかれ、この笑みのお面を付けることだと思います。
仕事なんて、まったくそうです。
取ってつけた笑顔で、世間には出るものです。