いたどりを かじればとおき みちくさのあじ
イタドリ。
全国の山野、空き地などどこにでも生えるタデ科の多年草です。
春になると、赤いおかしな形の芽を出します。
なかは空洞で、紅色の茎に赤紫の斑点があるので目立ちます。
ポキっと折って、皮をすーっと剥いてかじると、意外とさわやかな歯ごたえと味がします。
むかしは小学校の数もとても少なくて、登下校の距離は相当なもので、
舗装してない、ほこりっぽいでこぼこ道をてくてく歩いて下校する途中、かじりながら帰ったこと、ついでに、塀からはみ出したグミの実をポケットいっぱい収穫して、タネをプップ吹きながらのそりのそり帰った、幼い日のことを思い出します。