縄 文 の 土 偶 の 眼 竹 の 春

じょうもんの どぐうのまなこ たけのはる

テレビの話です。

縄文人と弥生人は進化の行程ではないとのこと。

ある地域では、弥生人が縄文人を制覇したというのです。

これはたぶん九州地方。

一方ふたつの種族が折り合いをつけて、進化していった、

これが近畿地方とか。

稲作のために森の樹々を伐採せねばならず、

狩猟で糧を得ていた縄文人と争いになったのではないか。

ですから、大河と広い土地に恵まれた近畿では、

争うこともなかったらしいのです。

縄文人も、低い温度で焼いた厚手の土器を作っていたそうで、

おなじみのナワ文様だけでなく、もっと複雑な装飾をほどこす技術も

あったそうです。

土偶の研究も進んでいて、あの大きな目玉が閉じているのは、

何処の地方だったか忘れてしまいましたが、

地域性により特徴は大きく異なるとか。

愛嬌のある顔です。

やけにコシが張っています。

安産祈願。

竹は、秋になると元気を取り戻し、緑あざやかな色になります。

ほかの樹々が紅葉するときです。

「タケノコ」は春の季語ですが、「竹の春」は秋の季語です。

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