鷹 渡 る 新 山 の 崖 遠 巻 き に

たかわたる しんざんのがけ 遠巻きに

鷹のうち、鷹狩りに使われるものなどは一年中いるけれど、

種類によっては、繁殖のため夏に渡来し、秋になると越冬のため南へ帰るそうです。

大きな群れをつくって渡っていく姿も運が良いときには見られます。

火山の噴火で、新山ができたものの、草木も生えず、崩れそうな姿を晒している上を通るとき、心なしかぐるりと距離をとっているように見えました。

山は緑からしだいに色づきはじめて、空はもう秋の青空です。

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