炎 昼 や 行 者 の 打 ち し 鉄 鎖 は 火

えんちゅうや ぎょうじゃのうちし てっさはひ

山伏の修験場として知られた山には、一般道とは別に、岩肌に鎖をかける鉄の輪に鉄の鎖が下がっています。

誰かが遠い昔、硬い岩肌に打ち込み、それを使って直線に岩を登り降りする訓練をしたものと思われます。

大岩ばかりの山頂は、雲ひとつない炎天下で、大岩は焼けており、打ち込まれた鉄は触ることなど到底できない熱さとなっています。

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