ほよういん あきびかげなす てつごうし
杉田久女。
俳人。
鹿児島出身。
明治半ば〜昭和21年没
美術教師と結婚するも、家庭不和や恩師である高浜虚子に破門されるなど多難な人生であったらしい。
長く県立筑紫保養院(現在の太宰府病院 精神科)に、戦中戦後の栄養障害とそれに起因する腎臓病で入院。
入院先が精神病院であったため、当時いろいろなウワサも飛び交ったとのこと。
たぐいまれな才能も充分に発揮できないまま没す。
「谺(こだま)して山ほととぎす欲しいまゝ」
英彦山を詠んだと言われています。