ごうかくは しまをいづこと はつがつお
島には高校がひとつあります。
仕事をするにも、段々畑と漁業しかない島に残る子はいません。
進学するにせよ、就職するにせよとにかく夢と希望の量はそれぞれながら、みんな出て行きます。
カツオは初夏です。
カツオの初物を初ガツオと言います。
もてはやされた江戸時代、カツオが採れたのは鎌倉沖だったそうです。
夜とれたカツオを、早舟や早馬で江戸へ運び、朝のうちに売りさばいたといいます。
当時の食べ方は、刺身にしてカラシ醤油。
土佐風のタタキが広まるのは、土佐藩士が活躍した明治維新以降のことだそうです。