ぎゃくえんと わずかにならず すいかずら
スイカズラは、初夏に咲く甘い香りの白い花で、くるくる曲がったおもしろい形が特徴です。
はじめの頃は真っ白い花で、だんだんと色が濃くなって黄色になってしまいます。
冬も青い葉をつけたままであることから、「忍冬」と書かれるようになったとか。
逆縁とは、親より先に子どもが逝ってしまうことです。
親の悲しみの大きさゆえに、古来からこのような言い方をしたのだと、わたしの勝手な考えです。
親を見送って、半年ほどしてみまかったのです。
寂しくてならないのですが、そのことだけはよかったのかもしれません。