まつのしん ていれおこたる まつになお
晩春、松の枝先にはロウソクを立てたような新芽が 伸びます。
それを「若松」「松の芯」などとよぶらしい。
松と呼ばれる樹々は二百種もあるらしく、日頃目にするのは、黒松、赤松、五葉松。
とりわけ黒松は、まっすぐに天を指すように伸びた芯が目立ち、すがすがしいというのが一般の評です。
松の手入れは、度々行わなければならず、手間と時間、そして何よりお金がかかると言われています。
手入れの行き届いた松も、放ったらかしの松も、ほぼ変わらず「松の芯」が育つようで、うれしいことです。