うそどりの なかんとすれば ほおふくらむ
もともとオスはほおがピンク色なのだけれど、鳴くときはそれがさらに色を増し、上半身が大きく膨らむように見えます。
太くて短いクチバシもなかなかチャーミングです。
スズメよりやや大きく、ずんぐりした体型も愛嬌があります。
ほおが赤いのはオスだけです。
ウソは嘘に通じることから、前年の凶事をウソにして今年は吉に変えるという太宰府天満宮の「鷽替え」の神事も知られています。
鳴き声は、ヒーホーと口笛のようで、その細く悲しげな鳴き声は、古くから愛され、江戸の昔には「弾琴鳥」と呼ばれることもあったとか。
ウグイスと並んで、春の鳥です。