とうこうの さとみおろして ぼちのよか
余花、夏になってなお咲き残るサクラ。
大川内山 (おおかわちやま)
佐賀県。
秘窯の里と言われています。
高麗人をはじめ、江戸時代の陶工たち880基の無縁墓標を集めた供養塔があります。
これら無名の陶工たちによって、すぐれた作品が今に伝わります。
秀吉の時代かその後かよくは知りませんが、強引に日本に連れてこられた優秀な陶工たちではないかと思います。
望郷の念を捨てきれないまま、どんな思いを抱いて、仕事に打ち込んだものでしょうか。
窯元はいくつもありますが、総じて伊万里焼に分類されます。
値段は高めだと思います。
見惚れるような作品が、目白推しです。