ふらここの てつのくさりの さびにおい
ふらここは、ブランコのことです。
俳句を習うようになって知りました。
むかしのブランコは、座る処は木で出来ていて、鎖は鉄製。
握れば褐色のサビが手に付き、サビの匂いまで移ったものです。
高く漕ぎすぎると、鎖がたわみ、それが怖くて、思いっきり漕げませんでした。
雨のあとは、ブランコの下はいつまでも水溜りが残っていて、よけるのが結構たいへんでした。
今の公園には、いつの頃からかブランコはありません。
危険な遊具だと位置付けられたものだと思います。