きずなはきん そんなもんだと もがりぶえ
東北大震災の当初そしてしばらくは「絆・絆」の連呼で、風評被害対策など盛んに言われたものです。
年月が経って、今になって、学校では、福島からの避難者やその子どもたちが「菌」呼ばわりされ、教師までがそれに乗るというお粗末さ。
人の心なんてそんなもの。
信じることがまちがっているのです。
虎落笛・・・冬の激しい風が、竹垣や電線やトタン屋根に当たり、まるで泣くような哀しい音を立てることをいいます。
子ども心に、人間のうわべと薄汚さを学んで、おそらく生涯忘れることはないでしょう。
世の中はきれいごとではないこと、早くに知っただけのこと。
逞しく生きてほしいものです。