し ゅ ん し ゅ ん と 湯 の 沸 る 音 秋 灯 下

しゅんしゅんと ゆのたぎるおと しゅうとうか

釣瓶落としの日暮れ。
日が落ちれば、すぐさま冷えてくる秋の夕方、そして夜。
わたしには、一年でいちばん素敵な季節です。
ですから、暖房は、いろいろ試してみました。
快適な秋の夜長を過ごすために。
先ずはエアコン。
部屋全体を暖めるには、うちではこれしか対応できません。
足元が冷えるので、ガスストーブ。
これは、威力はあるのですが、情緒がないうえに、ほんの少しですが、付けたとき、ガスの臭いが気にかかります。
電気ストーブ、これはとても便利なのですが、空気がとても乾燥するような気がするので、加湿器も使うことになります。
水に塩を入れるタイプが珍しかったので、購入したのですが、塩のあんばいが濃すぎても薄くても蒸気が出ないので、なかなか面倒です。
最後はやっぱり灯油のストーブ。
アラジンという、有名なのが欲しかったのですが、部屋が狭いので、どうも危なっかしいのと、値段が高いので、諦めました。
昔ながらの、背中がぺったんこの普通のやつですが、ホウロウの鍋に水を入れておくと直ぐに沸騰して、しゅんしゅんといい音を立てます。
湯気で、気分もほっこりします。
灯油を買いに行くのと、補充するのが、恐ろしく面倒で、厄介なのですが、やっぱり今年もこれでいこうと思います。
コトコトミシンを踏んだり、チクチク手縫いしたりも、楽しいものです。

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