黄 泉 の 人 勢 揃 い し て 霜 夜 か な

よみのひと せいぞろいして しもよかな

振り返れば、いろいろ。

後悔の連続。

今、逢っておかなければと思うものの、そんなときに限って、身内にいろいろあったりして、思うようにはいかなかった。

もっと話したいことがあって、凍えるような霜の降りる夜には、来てくれるような気がするものです。

こうやって、悔やみ悔やみしながら、人生は進み、やがてなにも考えられなくなって、自分が大きなお荷物となって、終わってしまうのでしょうか。

こんな凍える夜なら、なにか起こりそうな気がしたりするものです。

懐かしいあの人らが、みんな集うなら、楽しい気持ちになれるかもしれないから。

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