鯉 食 ら ふ む か し 廓 と 生 身 魂

こいくらう むかしくるわと いきみたま

吟行で、鯉料理の老舗に行った。

古民家とは、少しちがう造りながら、古いことは確か。

料理を待つ間、柱や天井を眺めていた長老が、

「此処は、むかしの遊郭だ。」

と言い出しました。

天井の板の継ぎ方で分かると。

「まったく言わなくていいことを」と思いはしたけれど、

大切な. [わが青春] なのだろう。

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