くびつりの あしをひっぱる きょうちくとう
牛が食べたら死ぬと聞きました。
原爆の後の焼け野原、この先長く草木は生えないだろうと言われたところ、いちばんに花をつけた生命力旺盛ド厚かましい花、キョウチクトウ。
わたしには、幼いわたしを虐待し続けたママ母と重なって、どうしても好きになれません。
この夏も、炎暑をモノともせず咲き誇ることでしょう。
人間関係において、いろいろと積もり積もったところで、相手のこのひとことで、「あゝこの人とは終わった」と、なんというか、うまく言えないけれど、自分の心が終わりを宣言し、拒絶を決める瞬間があると思うことはありませんか。
言い方を変えますと、「これにて一件落着。もう考えない。」に近い感じでしょうか。
まともではない人間の言うことをまともに考える必要はない。
弱っている人に、更なる一撃を喰らわせるような人間が、この世にはごくたまにいるのです。
こちらが考えるほどの悪意があるわけではないのかもしれないけれど、その想像力の欠如は人間性の、呆れるほどのお粗末さでしょう。
関わらないこと。